子宮下部の出口付近にできる子宮頚がんに対し、
子宮上部の袋部分にあたる子宮体部にできるがんを「子宮体がん」といいます。
子宮がんではその患者数の大半を子宮頚がんが占めていますが、
子宮体がんも近年患者数が増えてきているということです。
子宮体がんは、内膜腺から発症する腺がんがほとんどを占め、
進行した子宮がん患者には上皮がん患者よりも腺がんの患者が大多数を占めているようです。
子宮体がんの症状の代表的なものは不正出血です。
生理中でもないのに出血があったり、
特に中高年の女性で閉経後に不正出血がみられるような場合には
すぐに専門医を受診することをオススメします。
子宮がんが進行してくると、組織の壊死によりおりものに悪臭がするようになってきます。
また腰痛や下腹痛、全身の倦怠感や食欲の減退といった症状が現れてきます。
子宮頚がんで扁平上皮がんの場合には放射線療法が効果的とされていますが、
腺がんの場合が多い子宮体がんの治療法には
外科的手術によるがんの切除が採択される場合が多いということです。
放射線療法は、手術で切除がしやすいように術前に
がん細胞を小さくしたり、また術後にがん細胞のとり残りでの再発を防ぐという
手術の補助的な意味で使われたり、
進行して手術による根治が困難な場合に延命治療として用いられることが多いようです。
子宮がんは初期の段階ではほとんど気になるような自覚症状がないことが多い為、
年に一度定期健診を受けるなどの防衛策が重要になります。
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