日本において三大死亡原因の第1位である
がんの発症率は年々増加している傾向にあるそうです。
年々新たに増え続けるがん患者の数は、
50万人から100万人ほどといわれ、
がんで死亡する人の人数は30万人近くにものぼるということです。
この数字を聞いても漠然としているかもしれませんが、
毎週がんの為に亡くなる人の人数は、甚大な被害を出したことで、
まだ記憶に新しい阪神淡路大震災での死亡者の数と同じだということです。
がんを発症する人の割合は、実に2人に1人の時代になっているのです。
なぜ人はがんになってしまうのでしょうか?
実はがんを発症するということは特別なことではないのです。
がん細胞は誰の身体の中にも潜んでいるのです。
つまり全ての人においてがんを発症する確率は平等であるといえるのです。
人の遺伝子の中には、元々がんを発症する遺伝子が組込まれています。
そしてそれと同時に「がん抑制遺伝子」と呼ばれる
がんの遺伝子を抑えるための遺伝子も組込まれているのです。
がんを発症するきっかけとなるものは、
活性酵素やウイルス、化学物質、放射線など、様々なものが挙げられています。
これらのきっかけによりがん遺伝子が活動を始め、
正常な細胞ががん細胞に変わると、がん抑制遺伝子がそれを感知し、
がん細胞を抑えこむリンパ球が働きます。
通常はこれによってがんを発症することはないのですが、
何等かの理由でこの一連の仕組みが働かなかった時に、
がん細胞は増殖をはじめがんを発症してしまうのです。
■部位別にがんの発症率の高いがん
(平成15年の厚生労働省の調査結果により)
女性の場合は高い順に大腸がん、胃がん、肺がん、肝臓がん、乳がん、子宮がんになっており、
男性では肺がん、胃がん、肝臓がん、大腸がんの順となっているようです。
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